研究員職(工業)

永石 尚昭

2014年入庁

工業技術センター 材料環境部

「金属材料」研究で、佐賀のものづくりを支援する。

工業製品に使用される「金属材料」に関する試験や研究を担当している永石 尚昭(ながいし・なおあき)さん。佐賀のものづくりを影から支える業務の魅力を語ってもらった。

CAREER

2010年

機械メーカー

2014年

工業技術センター 材料環境部 技師

2016年

工業技術センター 材料環境部 副主査

2021年

工業技術センター 材料環境部 特別研究員

※掲載されている情報は取材当時のものとなります。

ふとした縁から”佐賀県のエンジニア”に。

以前は、大手総合機械メーカーに勤務していました。その頃は佐賀県庁に工業の研究職があることを全く知りませんでしたが、帰宅途中のバスの中でスマホを見ていたところ、佐賀県庁の研究職員を募集している広告を偶然発見し、募集分野が学生時代に学んだ金属材料だったため興味を持ちました。高度な試験、分析、研究を通してものづくり企業の課題解決を幅広く支援していることを知り、働いてみたいと思いました。私と妻の地元という点も後押しとなりました。

壊れにくく長持ちする
工業製品を。

工業製品に使用される「金属材料」に関する試験や研究を通して、県内のものづくり企業が抱えている技術的な課題の解決を支援しています。私は「破損解析」を担当しており、企業が客先に納めた製品が壊れてしまった際に、現物を調べて原因を調査し、再発防止策を提案しています。現在、佐賀県の企業と共に、壊れにくく長持ちする機械製品を作るための切削加工技術の開発に取り組んでいます。コスト面や流通面でのデメリットが少ない、一般的なステンレス鋼と一般的な加工装置で長寿命化を実現する点に特徴があります。この技術の実用化を成し遂げたいです。

佐賀のものづくりを
影から支える魅力。

企業の困りごとに対する支援が主なので、新製品開発に直結するような華々しい成果を上げることは少ないかもしれません。しかし、製品の品質を維持・向上するために必要な情報を提供するという重要な役割を果たしており、この点で非常にやりがいを感じています。また、自分で計画・立案した研究に取り組める点も魅力です。もちろん佐賀県の企業の課題解決につながることが大前提ですが、自分で計画した研究テーマが採択されれば、研究リーダーとして仲間と共に研究に取り組むことができます。

博士課程で学んだ知識を佐賀のために活かしたい。

入庁時、破損解析に関する知識も経験も全くなかったので最初は苦労しました。その分野を勉強するために、佐賀県工業系試験研究機関博士号取得促進事業の制度を利用し大学院博士課程に進学しました。社会人学生として過ごした3年間は正直しんどいと感じるときもありましたが、在学中に出会った優秀な研究者の方々とは今でも交流があります。大学院博士課程で学んだ知識を活かしながら、継続的に学び、県内企業の支援をさらに充実させていきたいと思います。知識をアップデートし、常に最新の技術と知見を提供できるよう努めていきます。

MESSAGE

佐賀県職員を
検討の方へ

工業技術センターは民間企業で働かれているエンジニアの方が大活躍できる職場だと思います。「なぜ?どうして?」と知的好奇心が旺盛で、自ら探求するのが大好きな子どものような心の持ち主の方にはぴったりです。一緒に働いてみませんか。お待ちしております。