様々な分野の人材が集まる。 だから、佐賀県庁は楽しい。
私が佐賀県庁に入りたいと思うようになったのは、漠然と将来の仕事について考え始めた大学3年次のとき。大学内で開かれた県庁の就職説明会に参加したのがきっかけです。その際に、佐賀県庁では特別枠試験といった公務員としては特殊な試験制度が設けられていることや、UJIターン枠試験にも力を入れているため幅広い分野の人材が集まることを知り、とても興味を抱きました。「様々な業務や職員の方々との交流を通して、自分自身も大きく成長できる!」と強く感じ、応募を決意。とてもありがたいことに、実際に入庁してから今日に至るまで、常に刺激に満ちた環境で働くことができていますね。
過疎地の魅力を掘り起こし、 地域活性化を目指す。
私は主に、佐賀県内の過疎地域の振興に関する業務に携わっています。県庁職員は1日中パソコンとにらめっこすることが多いと思われがちですが、実際には人と接することが多い印象。私の場合は、過疎地域を訪れて住民や県内市町の職員、関係団体の方々の声を聞いたり、彼らが行っている取り組みを実際に目の当たりにしながら、地域活性化のために邁進する日々です。
様々な方々との連携で
総務大臣賞の受賞へ。
入庁してから一番印象に残っているのは「過疎地域自立活性化優良事例表彰」の業務に携わったときのこと。これは毎年度、総務省が過疎地域の自立促進に資するため、創意工夫を持って過疎地域の活性化に取り組んでいる事例を表彰するプロジェクト。県の推薦団体の方々との関係構築はもちろん、表彰に係る審査員の方を迎え入れて現地視察をするなど、自分にとって初めてで不慣れなことばかり。それでもがむしゃらに頑張った甲斐もあり、結果的には全国で5団体しか選ばれない、推薦団体の皆様の総務大臣賞受賞につながりました。微力ながら団体の皆さまの力になることができ、今振り返ってもとても良い経験をさせていただいたと思います。
目標は、
県庁一の過疎博士。
佐賀県は、中山間地や離島といった自然で溢れています。こうした良い面に私たち職員がスポットライトを当てていくことで、ますます活気あふれる県にできるのがこの仕事の醍醐味。佐賀の風土に惹かれて他県から移住された方や地域興しに取り組まれている方との交流を通して、違った面からの佐賀県の良さを知ることができる点も魅力と言えます。もっともっと佐賀を活性化させたい。そのためにも、今後は庁内で過疎関係について一番詳しい人材になることが私の目標です。令和3年度に新過疎法が制定され、おそらくその後もまた新たな過疎法が制定されると思います。その際には、過去の過疎法制定時の担当者としてお力になれるよう、まずは令和3年度の新過疎法制定に向けた業務に取り組んでいきたいです。