誰かの役に立ちたい。
だから佐賀県職員を選んだ。
私は県外の大学に進学し、卒業後はそのまま県外の民間企業に就職しました。その後、二年ほど勤務して退職。次の転職先を探していたときに、家族が暮らす佐賀県で働きたいと思うようになりました。色々と選択肢がある中で佐賀県職員を選んだのは、誰かのために仕事ができる公務員に魅力を感じたからです。実際に働いてみると良い意味で「公務員感」を感じないことも多く、想像以上に自由に働くことができていますね。
自分の仕事次第で、
先生の仕事量を減らせる。
私は、教職員の諸手当認定や毎月の給与支給、福利厚生といった人件費全般、そして事務主任として書類確認などを担当しています。その他、入試事務や窓口業務、歳出業務、さらには修繕・工事といった施設管理業務に至るまで、事務室の仕事の領域は多岐に渡ります。児童・生徒と直接関わるというより、間接的にサポートすることが多いですが、どれも学校を運営していく上で不可欠な業務ですね。一つの学校につき3年ほど勤務するのですが「自分が勤務する間に何ができるか?」を念頭に自分なりの使命を考えます。例えば、小学校に勤務していた時は、学級会計に積極的に関わりながら先生方の負担軽減を目指しました。小さいことかもしれませんが、先生の仕事量が軽減できたと感じたときは大きな達成感があります。
子ども達や先生のために、 自分だからできることを。
一番のやりがいは、学校で勤務すること=児童・生徒のために仕事ができること。手前味噌ではありますが、子ども達や先生のお役に立てていると実感しています。特に、先生方からいただく物品や施設設備の整備要求に対して、学校の予算をやりくりしたり、教育委員会に予算を要求したりして、応えることができたときは大きなやりがいを感じます。児童や生徒達のために奮闘されている先生方の姿を見るたびに「私は、私のできることで学校に貢献しよう!」と刺激を受けますね。
一校一校に、
一期一会の出会いがある。
振り返ると、改めて「佐賀県職員になって良かったな」とつくづく思います。仕事に関して言えば、歳出や施設管理、給与などはどの学校でも同じ業務があるので、一度経験したことが他の学校で必ず活きるんですね。その一方で、高校や特別支援学校、中学校、小学校の雰囲気や特色は様々で、学校が変わるたびに初めて経験することも多々あります。一つとして同じ学校はないので、色々な人々と出会えることも醍醐味のひとつ。今後の目標はこれといった具体的なことはありませんが、機械的にならず常にチャレンジ精神を持ち続けながらこの仕事を最後まで全うしたい。例えチャレンジの結果が芳しくない時でも周囲から様々な反応をいただくなど、行動したらこそ得られるものが沢山ありますからね。