令和6年度佐賀県職員採用試験〔民間企業等職務経験者〕 試験詳細
2024.06.03
令和6年度佐賀県職員採用試験〔民間企業等職務経験者〕 試験詳細
令和6年度試験の主な変更点
・UJIターン枠(土木・農政)の試験実施時期を変更しました。
・UJIターン枠(土木・農政)の専門試験を5肢択一式から記述式に変更し、論文試験を廃止しました。
・社会人経験枠の受験年齢を53歳までに引き上げました。
・社会人経験枠の受験資格を変更しました。
受付期間(インターネット申込のみ)
令和6年7月1日(月曜日)9時[JST]~8月16日(金曜日)17時[JST](受信有効)
試験区分(職種)・採用予定者数・職務内容等
申し込むことができる試験区分は一つに限ります。
受付完了後における変更は、いずれの試験区分においても認められません。
なお、採用予定者数は変更になることがあります。
試験区分 (職種) |
採用後の 職 |
採用予定者数 | 主な職務内容 | 特に求める能力・経験 |
UJIターン枠 (行政) |
主査 | 19名程度 | 知事部局、各種委員会事務局等における企画立案等の業務 | 佐賀県外の民間企業等での職務経験を通して培った「経営感覚・コスト意識」、「企画力・実行力」、「柔軟な発想力」、「先見性」、「コミュニケーション能力・対人折衝能力」 |
UJIターン枠 (土木) |
主査 | 1名程度 | 知事部局における土木工事の企画・設計・施工管理等の業務 | 土木工事に関する企画、設計、施工管理等の専門的業務に従事した経験 |
UJIターン枠 (農政) |
主査 | 1名程度 | 知事部局における農政の企画・立案、農業指導等の業務 | 農政に関する企画、立案、農業指導等の専門的業務に従事した経験 |
社会人経験枠 (行政) |
主事 | 1名程度 | 知事部局、各種委員会事務局等における企画立案等の業務 | 社会における経験※を通して培った「企画力・実行力」、「柔軟な発想力」、「コミュニケーション能力」、「行動力」 ※「社会における経験」の例:JICA・地域おこし協力隊・NPO・スポーツ等の活動や、企業・団体での職務経験 |
社会人経験枠 (教育行政) |
主事 | 2名程度 | 教育委員会事務局、県立学校、市町立小・中・義務教育学校における企画立案等の業務 | 社会における経験※を通して培った「企画力・実行力」、「柔軟な発想力」、「コミュニケーション能力」、「行動力」 ※「社会における経験」の例:JICA・地域おこし協力隊・NPO・スポーツ等の活動や、企業・団体・教育機関での職務経験 |
※採用後の初任給及び職については「給与等」をご覧ください。
※過去の民間企業等職務経験者試験での採用者の声はこちらよりご確認いただけます。(なぜ佐賀に魅力的な中途が集まるのか | 佐賀県職員採用サイト (saga-saiyou.net))
※土木・農政は上記職務内容のほか、幅広い分野において企画立案等の業務に携わる場合もあります。
※就業の場所…行政・土木・農政:本庁舎(佐賀市)、各現地機関(佐賀県内、東京都、大阪府)
教育行政:教育委員会事務局(佐賀市)、各現地機関・県立学校・市町立小・中・義務教育学校(佐賀県内)
受験資格
〔UJIターン枠〕
- 昭和40年4月2日から平成7年4月1日までに生まれた人
- 佐賀県外に登記上の本店を置く民間企業等(国の機関又は佐賀県外の地方公共団体の機関を含む。)における職務経験が令和6年6月末日現在で通算して5年以上ある人
(注意)
「職務経験」には、会社員、自営業者等として6か月以上継続して就業していた期間が該当し、また会社員の場合は、フルタイムの正社員等として就業していた期間又は当該事業所におけるフルタイムの正社員と週当たりの勤務時間が同じ勤務形態で就業していた期間が該当します(アルバイト、パートタイムの期間は除く。)。職務経験が複数の場合には通算することができますが、同一期間内に複数の職務に従事した場合は、いずれか一方のみの職歴に限ります。
〔社会人経験枠(行政・教育行政)〕
1.昭和46年4月2日以降に生まれた人
2.令和6年6月末日現在で佐賀県内に登記上の本店を置く民間企業等(国の機関又は佐賀県内の地方公共団体を含む。)において正規雇用労働者として勤務していない人
(注意)
この試験区分において求める「社会における経験」の例としては、JICA等における海外ボランティア活動、地域おこし協力隊等の地域貢献活動、NPO活動、スポーツの分野で顕著な成績を収めた経験、企業・団体での職務経験等が考えられますが、上記年齢要件を満たしている方であれば、この他にも幅広い分野の様々な経験をお持ちの方に受験いただくことができます。なお、職務経験は不問としています。
〔全試験区分共通〕
次のいずれかに該当する場合は受験できません。
- 日本の国籍を有しない人
- 地方公務員法第16条に該当する人
- 禁錮(きんこ)以上の刑に処せられ、その執行が終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
- 佐賀県職員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない人
- 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党、その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
※「職務経験」及び「社会における経験」の確認について
受験申込時の勤務証明書等の提出は不要ですが、最終合格者については職務経験機関や「社会における経験」の内容の確認のため、勤務証明書等を提出していただきます。
なお、提出書類により受験資格を満たさないことや内容に虚偽があることが判明した場合は、職員として採用される資格を失います。
試験の期日・会場
〔UJIターン枠(行政)〕
試 験 | 期 日 | 会 場 |
第1次試験 | 書類選考 | - |
第2次試験 | 令和6年10月5日(土曜日)6日(日曜日)12日(土曜日)、13日(日曜日)、14日(月曜日)(予定) | 佐賀市、東京都(※) |
第3次試験 | 【論文試験】令和6年10月27日(日曜日)(予定) 【面接試験】令和6年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)、16日(土曜日)(予定) |
佐賀市、東京都(※) |
(※)第2次試験及び第3次試験(論文試験のみ)は、佐賀市及び東京都で実施します。 なお、受験申込書の受付完了後における受験地の変更はできません。
〔UJIターン枠(土木・農政)〕
試 験 | 期 日 | 会 場 |
第1次試験 | 令和6年9月8日(日曜日) | 佐賀県庁(佐賀市城内一丁目1番59号) |
第2次試験 | 令和6年10月13日(日曜日)、14日(月曜日)(予定) | 佐賀市 |
第3次試験 | 令和6年11月2日(土曜日)、4日(月曜日)(予定) | 佐賀市 |
〔社会人経験枠〕
試 験 | 期 日 | 会 場 |
第1次試験 | 書類選考 | - |
第2次試験 | 令和6年9月28日(土曜日)、29日(日曜日)(予定) | 佐賀市 |
第3次試験 | 令和6年11月2日(土曜日)、4日(月曜日)(予定) | 佐賀市 |
〔全試験区分共通〕
第2次試験の会場等については、第1次試験合格者発表の際に、第3次試験の会場等については、第2次試験合格者発表の際に佐賀県職員採用サイトに掲載します。
試験の方法・内容
次の試験を大学卒業程度の内容で実施します。試験は、第1次試験、第2次試験及び第3次試験とし、第2次試験は第1次試験合格者について、第3次試験は第2次試験合格者について行います。
〔UJIターン枠(行政)〕
試 験 | 科 目 | 配 点 | 時 間 ※ | 内 容 |
第1次試験 | 書類選考 | - | - | 受験申込時に提出するアピールシートによる審査 |
第2次試験 | 面接試験Ⅰ | 200点 | 1人当たり
25分程度 |
職員として適する人物かどうかを評価する個別面接(1回) |
第3次試験 | 論文試験 | 100点 | 1時間30分 | 思考力、論理性及び文章による表現力等を総合的に評価する筆記試験(一般的課題を出題) |
面接試験Ⅱ | 300点 | 1人当たり
30分程度 |
職員として適する人物かどうかを評価する個別面接(1回) |
※点字による受験の場合は試験時間が異なりますので、人事委員会事務局(電話:0952-25-7295)にお問い合わせください。
〔UJIターン枠(土木、農政)〕
試 験 | 科 目 | 配 点 | 時 間 ※ | 内 容 |
第1次試験 | 専門試験 | 120点 | 1時間30分 | 用語説明問題(4問ないし5問出題のうち、1問ないし2問選択し解答)及び論述問題1問 出題予定分野は別表のとおり |
第2次試験 | 面接試験Ⅰ | 200点 | 1人当たり
25分程度 |
職員として適する人物かどうかを評価する個別面接(1回) |
第3次試験 | 面接試験Ⅱ | 300点 | 1人当たり
30分程度 |
職員として適する人物かどうかを評価する個別面接(1回) |
※点字による受験の場合は試験時間が異なりますので、人事委員会事務局(電話:0952-25-7295)にお問い合わせください。
専門試験
試験区分 | 出題予定分野 |
土木 | 応用力学、水理学、土質工学、都市計画、土木計画 |
農政 | 栽培学汎論、作物学、園芸学、育種遺伝学、植物病理学、農業経済一般等 |
〔社会人経験枠〕
試 験 | 科 目 | 配 点 | 時 間※ | 内 容 |
第1次試験 | 書類選考 | – | – | 受験申込時に提出するアピールシートによる審査 |
第2次試験 | 論文試験 | 100点 | 1時間30分 | 思考力、論理性及び文章による表現力等を総合的に評価する筆記試験(一般的課題を出題) |
面接試験Ⅰ | 200点 | 1人当たり25分程度 | 職員として適する人物かどうかを評価する個別面接(1回) | |
第3次試験 | 面接試験Ⅱ | 300点 | 1人当たり30分程度 | 職員として適する人物かどうかを評価する個別面接(1回) |
※点字による受験の場合は試験時間が異なりますので、人事委員会事務局(電話:0952-25-7295)にお問い合わせください。
合格者の決定方法・配点等
第1次試験合格者
UJIターン枠(行政)及び社会人経験枠については、アピールシートを審査して決定します。また、UJIターン枠(土木・農政)については、専門試験の得点(120点満点)の高点順に決定します。ただし、アピールシートによる審査結果又は専門試験の得点が一定の基準に満たない場合は不合格とします。
第2次試験合格者
UJIターン枠については、面接試験Ⅰの得点(200点満点)の高点順に決定します。また、社会人経験枠については、論文試験(100点満点)と面接試験Ⅰ(200点満点)の合計得点(300点満点)の高点順に決定します。ただし、第2次試験の試験科目のうち、一定の基準に満たない科目がある場合は不合格とします。
最終合格者
UJIターン枠(行政)については、論文試験(100点満点)と面接試験Ⅱ(300点満点)の合計得点(400点満点)の高点順に決定します。また、UJIターン枠(土木・農政)及び社会人経験枠については、面接試験Ⅱの得点(300点満点)の高点順に決定します。ただし、第3次試験の試験科目のうち、一定の基準に満たない科目がある場合は不合格とします。
合格者の平均点、合格最低点等は合格発表時に佐賀県職員採用サイト上で公表します。
受験申込書及びアピールシートの記載事項に虚偽又は不正がある場合は、試験の結果にかかわらず不合格とします。
試験の配点
〔UJIターン枠(行政)〕
第1次試験 | 第2次試験(満点) | 第3次試験(満点) | |
書類選考 | 面接試験Ⅰ
(個別面接) |
論文試験 | 面接試験Ⅱ
(個別面接) |
- | 200 | 100 | 300 |
〔UJIターン枠(土木、農政)〕
第1次試験(満点) | 第2次試験(満点) | 第3次試験(満点) |
専門試験 | 面接試験Ⅰ
(個別面接) |
面接試験Ⅱ
(個別面接) |
120 | 200 | 300 |
〔社会人経験枠〕
第1次試験 | 第2次試験(満点) | 第3次試験(満点) | |
書類選考 | 論文試験 | 面接試験Ⅰ
(個別面接) |
面接試験Ⅱ
(個別面接) |
- | 100 | 200 | 300 |
合格者発表(予定)
期 日 | |
第1次試験合格者発表 | 〔UJIターン(行政)・社会人経験枠〕 9月13日(金曜日)
〔UJIターン(土木・農政)〕 10月4日(金曜日) |
第2次試験合格者発表 | 〔UJIターン(行政)・社会人経験枠〕 10月下旬
〔UJIターン(土木・農政)〕 10月下旬 |
最終合格者発表 | 〔UJIターン(行政)・社会人経験枠〕 11月下旬
〔UJIターン(土木・農政)〕 11月下旬 |
すべての合格者発表については、県庁の掲示板に掲示するほか、佐賀県職員採用サイトに掲載します。最終合格者にのみ文書で通知します。
最終合格から採用まで
最終合格者は採用予定者数等を考慮して決定されます。
最終合格者は人事委員会が作成する採用候補者名簿に登載されます。採用者は、人事委員会から提示された採用候補者名簿の中から、各任命権者が決定します。
採用候補者名簿の有効期間は名簿登載日から令和8年3月31日までです。採用の時期は令和7年4月1日以降になります。
採用候補者名簿には採用予定者数より多く登載されることがありますので、最終合格しても、採用が遅れることや採用されない場合があります。
<参考>受験から採用まで
※1 この試験では実施されません
給与等
初任給及び職は採用者の経歴等を勘案の上、以下のとおり決定されます。
〔UJIターン枠採用者〕
採用後に即戦力として活躍いただける人材を求めています。採用後の職は「主査」を予定しています。「主査」は担当職であり、部下を持つ監督職ではありません。
〔社会人経験枠採用者〕
採用後の人材育成やキャリア形成を経て活躍いただける人材を求めており、採用後の職位は「主事」を予定しています。
<初任給(例)>
試験区分 | 29歳 | 34歳 | 39歳 |
UJIターン枠 | 約25万円 | 約28万円 | 約32万円 |
社会人経験枠 | 約22万円 | 約25万円 | 約27万円 |
※UJIターン枠は、22歳で大学卒業後、ストレートで民間企業に入社したものとし、それ以降の年数を民間企業等における経験年数として初任給を算出。
※社会人経験枠は、22歳で大学卒業後、2年間海外ボランティアを経験し、それ以外の期間は民間企業等における経験年数として初任給を算出。
※給与改定により初任給が変わる場合があります。
<昇任のモデルケース:大卒22歳で入庁した職員の例>
このほか、扶養、住居、通勤、期末、勤勉、時間外勤務などの諸手当が支給要件に応じて支給されます。
また、休暇等の勤務条件については、給与・待遇のページをご覧ください。
なお、県関係施設は敷地内全面禁煙です。