プログラミング専攻だった私が佐賀県職員になった理由。
福岡にある大学の情報工学部でプログラミングやシステム開発を専攻していました。もともと進路に対する明確なイメージはありませんでしたが、就職活動を進める中で「地元である佐賀で働きたい」という想いが強くなりました。ある日、佐賀県の職員採用サイトを閲覧する機会があり、そこで初めて公務員にも理系出身者の採用枠(技術職)があることを知りました。ウェブサイトには空港や水道など、さまざまな現場で働けることが記載されており、技術職という枠組みで幅広い業務に携われるところに魅力を感じました。ちなみに、情報系の学部出身者が公務員をめざすのは珍しいようで、私の大学で公務員になったのは同期400人中おそらく私だけです。

県の施設を使いやすくする
仕事。
現在は建築住宅課施設整備室で、県有施設の工事発注と工事管理を担当しています。具体的な業務としては、まず施設管理者と設計業者と施工時期や施工方法、改修する設備の仕様など打ち合わせを行い、工事箇所を決定して図面に落とし込みます。次に工事費用の内訳書を作成し、発注手続きを進めます。施工業者が決まれば工事が始まり、その後は監督員として工程管理や進捗確認、現場の状況確認などを行います。主に手がけているのは既存施設の改修工事で、特に機械設備工事が専門です。多くの県有施設は建築から時間が経過しているため、トイレの洋式化や人感センサー付き照明への更新など、現代の使用状況に合わせた設備改修を行っています。改修対象は農業試験研究センターや食肉衛生検査所といった、主に職員が使用する施設が多いですが、これらの設備を適切に更新することで、働く環境の改善や効率化に貢献しています。

手がけた工事が
役にたっている実感。
トイレ改修工事は、和式から洋式への変更や、壁紙の刷新、人感センサー付き照明への更新など、目に見える形で環境が劇的に変わります。施設を利用する方々から「使いやすくなった」「キレイになって良かった」といった言葉をいただくと、技術職としての充実感を味わえます。思い返せば、大学時代はプログラミングでアプリ開発などを行っていましたが、それらは形のない、目に見えないものでした。対照的に、現在の仕事では形ある施設や設備を作り出し、それが長く使われ続けることに大きな喜びを感じます。自分の手がけた工事が県民のみなさまの生活や業務環境を向上させることに直接貢献できる点は、この仕事ならではの魅力です。

技術職も行政職も、一丸となったプロジェクトに関わりたい。
現在は主に既存施設の改修工事に携わっていますが、今後は新築工事にも挑戦していきたいと考えています。特に魅力を感じているのは、SAGAサンライズパーク整備推進課で以前担当したペデストリアンデッキのトイレやスプリンクラー等の設備工事での経験のように、技術職だけでなく行政職の方々も含めたチームで一丸となって取り組む大規模プロジェクトです。プロジェクトでは期限が決まっている中で逆算して工程を管理する力が求められますが、そうした経験を通じて学んだスケジュール管理のスキルをさらに磨いていきたいと思います。また、佐賀県民の方々と直接関わる機会の多い現場で、地元の人の温かさや優しさに触れる機会が多いので、そうした人の輪を大切にしながら仕事を進めていきたいです。
