令和6年度大学卒業程度 試験詳細
2024.04.26
令和6年度 佐賀県職員採用試験〔大学卒業程度〕
令和6年度の主な変更点
〇試験区分「社会福祉」の職種を追加しました。
〇試験区分「心理」の教養試験を廃止しました。
〇試験区分「警察事務」の名称を「警察行政」に改めました。
受付期間(インターネット申込のみ)
令和6年5月1日(水曜日)9時[JST]~5月22日(水曜日)17時[JST](受信有効)
試験の期日・会場
試験 | 期日 | 試験地 | 会場 |
第1次試験 | 令和6年6月16日(日) 【心理・社会福祉以外】 9時集合、17時30分頃終了 【心理・社会福祉】 12時50分集合、17時30分頃終了 |
佐賀市 | 佐賀大学本庄キャンパス (佐賀市本庄町1番地) |
第2次試験 | 令和6年7月10日(水) ~7月20日(土) |
佐賀市 | 第1次試験合格者発表の際に佐賀県職員採用サイトに掲載します。 |
試験区分・採用予定者数・職務内容
試験区分 | 採用予定者数 | 主な職務内容 |
行政 | 16名程度 | 知事部局、各種委員会事務局等における企画立案等の業務 |
教育行政 | 5名程度 | 教育委員会事務局、県立学校、市町立小・中・義務教育学校における企画立案等の業務 |
警察行政 | 5名程度 | 警察本部又は各警察署における企画立案等の業務 |
心理 | 3名程度 | 知事部局における心理学的判定・指導等の業務 |
電気 | 2名程度 | 知事部局における庁舎・学校等の公共施設の電気設備の設計・施工・維持管理等の業務 |
機械 | 1名程度 | 知事部局における庁舎・学校等の公共施設の機械設備の設計・施工・維持管理等の業務 |
土木 | 9名程度 | 知事部局における土木工事の企画・設計・施工管理等の業務 |
建築 | 3名程度 | 知事部局における建築物の企画・設計・施工管理等の業務 |
化学 | 3名程度 | 知事部局における生活環境保全・監視・指導等の業務 |
農政 | 7名程度 | 知事部局における農政の企画・立案、農業指導等の業務 |
畜産 | 2名程度 | 知事部局における試験・研究、畜産指導等の業務 |
農業土木 | 6名程度 | 知事部局における農業土木工事の企画・設計・施工管理等の業務 |
林業 | 3名程度 | 知事部局における森林の整備・保全、林業の振興等の業務 |
水産 | 2名程度 | 知事部局における水産の試験・研究、漁業指導等の業務 |
保健師 | 4名程度 | 知事部局における病気の予防、健康指導等の業務 |
社会福祉 | 7名程度 | 知事部局における福祉に関する企画立案、相談・自立支援等の業務 |
※各試験区分(電気、機械、畜産、社会福祉を除く)の職務内容や先輩職員のメッセージはこちらから
受験資格
〔心理・保健師・社会福祉以外の試験区分〕
次の(1)、(2)のいずれかに該当する人
(1)平成7年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人
(2)平成15年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業した人又は令和7年3月31日までに卒業見込みの人(人事委員会が同等の資格があると認める人を含む。)
〔心理〕
次の(1)、(2)の要件に該当する人
(1)昭和60年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人
(2)ア、イのいずれかの要件を満たす人
ア 学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)において、心理学を専修する学科若しくはこれに相当する課程(※1)を履修している人又は令和7年3月31日までに当該課程を履修見込みの人
イ 公認心理師、臨床心理士、臨床発達心理士のいずれかの資格の取得者又は受験資格を有する人(令和7年3月31日までに当該資格を取得する見込みの人又は当該受験資格を有する見込みの人を含む。)(※2)
※1 相当する課程
・心理学科、教育心理学科、社会心理学科など学科名に「心理学」を冠した学科
・心理学専攻、心理学主専攻、心理学コースなど明らかに心理学を中心に履修したと判断できる専攻分野
※2 資格取得の有無にかかわらず、当該資格の受験資格を満たす方は受験できます。
〔保健師〕
次の(1)、(2)の要件に該当する人
(1)平成7年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた人
(2)免許(保健師免許)の取得者又は令和7年8月31日までに取得見込みの人
〔社会福祉〕
次の(1)、(2)の要件に該当する人
(1)昭和60年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人
(2)ア、イ、ウ、エのいずれかの要件を満たす人
ア 学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)において、心理学を専修する学科若しくはこれに相当する課程(※1)を履修している人又は令和7年3月31日までに当該課程を履修見込みの人
※1 相当する課程
・心理学科、教育心理学科、社会心理学科など学科名に「心理学」を冠した学科
・心理学専攻、心理学主専攻、心理学コースなど明らかに心理学を中心に履修したと判断できる専攻分野
イ 臨床心理士、臨床発達心理士のいずれかの資格の取得者又は受験資格を有する人(令和7年3月31日までに当該資格を取得する見込みの人又は当該受験資格を有する見込みの人を含む。)(※2)
※2 資格取得の有無にかかわらず、当該資格の受験資格を満たす人は受験できます。
ウ 児童福祉施設及び運営に関する基準(昭和23年厚生省令第63号)第82条に規定する児童自立支援専門員の資格を有する人又は令和7年3月31日までに有する見込みの人(※3)
エ 児童福祉法(昭和22年法律第164号)第13条第3項に規定する児童福祉司の任用資格を有する人又は令和7年3月31日までに有する見込みの人(※3)
※3 児童自立支援専門員及び児童福祉司の資格要件はこちらを確認のうえ、該当する番号を受験申込書に記入してください。
(https://saga-saiyou.net/news/shakaifukushi_shikaku)
〔全試験区分共通〕
次のいずれかに該当する場合は受験できません。
(1)日本の国籍を有しない人。ただし、保健師については、日本国籍を有しない人も受験できます。
(2)地方公務員法第16条に該当する人
禁錮(きんこ)以上の刑に処せられ、その執行が終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
佐賀県職員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない人
日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党、その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
試験の方法・内容
次の試験を大学卒業程度の内容で実施します。試験は第1次試験及び第2次試験とし、第2次試験は第1次試験合格者について行います。
<第1次試験>
科目 | 時間(※3) | 内容 |
教養試験(※1) | 2時間30分(9時30分~12時00分) | 5肢択一式50問の筆記試験 出題予定分野は別表のとおり |
専門試験 | 2時間(13時20分~15時20分) | 5肢択一式40問の筆記試験 出題予定分野は別表のとおり |
論文試験(※2) | 1時間30分(16時00分~17時30分) | 思考力、論理性及び文章による表現力等を総合的に評価する筆記試験 (一般的課題を出題) |
<第2次試験>
科目 | 時間(※3) | 内容 |
面接試験 | 50分程度 (1人当たり25分程度の面接を2回) |
職員として適する人物かどうかを評価する個別面接 (2回の面接を同日中に実施) |
※1 心理及び社会福祉については教養試験を実施しません。(集合時間が異なりますので、【試験の期日・会場】をご確認ください。)
※2 論文試験は第1次試験日(令和6年6月16日)に実施しますが、第2次試験の科目として第1次試験合格者のみ採点を行い、第2次試験合格者の決定に使用します。
※3 点字による受験の場合は試験時間が異なりますので、人事委員会事務局(0952-25-7295)にお問い合わせください。
別表|出題予定分野一覧表
<教養試験>
試験区分 | 出題予定分野 |
全試験区分 共通 |
社会科学(法律、政治、経済、社会一般、人権等)、人文科学(日本史、世界史、地理、思想・哲学、文学・芸術等)、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学等)、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈、現代の社会に関する問題等 |
<専門試験>
試験区分 | 出題予定分野 |
行政 教育行政 警察行政 |
政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係、経営学、教育学等 |
心理 | 一般心理学(心理学史、発達心理学、社会心理学を含む)、応用心理学(教育心理学・産業心理学・臨床心理学)、調査・研究法、統計学等 |
電気 | 数学・物理、電磁気学・電気回路、電気計測・制御、電気機器・電力工学、電子工学、情報・通信工学等 |
機械 | 数学・物理・情報、材料力学、流体力学、熱工学、電気工学、機械力学・制御、機械設計、機械材料、機械工作等 |
土木 | 数学・物理・情報、応用力学、水理学、土質工学、測量、都市計画、土木計画、材料・施工等 |
建築 | 数学・物理・情報、構造力学、材料学、環境原論、建築史、建築構造、建築計画、都市計画、建築設備、建築施工等 |
化学 | 数学・物理・情報、物理化学、分析化学、無機化学・無機工業化学、有機化学・有機工業化学、化学工学等 |
農政 | 栽培学汎論、作物学、園芸学、育種遺伝学、植物病理学、昆虫学、土壌肥料学、植物生理学、畜産一般、農業経済一般等 |
畜産 | 家畜育種学、家畜繁殖学、家畜生理学、家畜飼養学、家畜栄養学、飼料学、家畜管理学、畜産物利用学、畜産経営一般等 |
農業土木 | 数学、応用力学、水理学、測量、土壌物理、農業水利・土地改良・農村環境整備、農業土木構造物、材料・施工、農業機械、農学一般等 |
林業 | 森林政策・森林経営学、造林学(森林生態学、森林保護学を含む)、林業工学、林産一般、砂防工学等 |
水産 | 水産事情・水産経済・水産法規、水産環境科学、水産生物学、水産資源学、漁業学、増養殖学、水産化学、水産利用学等 |
保健師 | 公衆衛生看護学、疫学、保健統計学、保健医療福祉行政論等 |
社会福祉 | 社会福祉概論(社会保障を含む。)、社会学概論、心理学概論(社会心理学を含む。)、社会調査等 |
合格者の決定方法・配点等
- 第1次試験合格者は、教養試験及び専門試験のそれぞれの得点を合計した得点(200点満点)の高点順に決定します。(※心理及び社会福祉は専門試験のみ実施のため、120点満点とします。)ただし、一定の基準に満たない科目がある場合は不合格とします。なお、語学資格に対して加点された人は当該加点点数を加えた点数を得点とします。
- 令和6年度佐賀県職員採用試験〔特別枠・スポーツ特別枠〕の最終合格者が本試験の同一試験区分を受験している場合、自動的に本試験を辞退したものとみなします。
- 最終合格者は、第1次試験、第2次試験(論文試験及び面接試験)の得点を合計した総合得点の高点順に決定します。ただし、第2次試験の試験科目のうち、一定の基準に満たない科目がある場合は不合格とします。
- 合格者の平均点、合格最低点等は合格発表時に佐賀県職員採用サイト上で公表します。
- 受験申込書、面接カード及び語学資格加点申告書等の記載事項に虚偽又は不正がある場合は、試験の結果にかかわらず、不合格とします。
【第1次試験合格者決定の配点等】
〔心理・社会福祉以外〕
教養試験 | 専門試験 | 語学資格保有者への加点※1 | 第1次試験合格者決定(満点) |
80 | 120 | 20 | 200(220 ※2) |
〔心理・社会福祉〕
専門試験 | 語学資格保有者への加点※1 | 第1次試験合格者決定(満点) |
120 | 20 | 120(140 ※2) |
【最終合格者決定の配点等】
〔心理・社会福祉以外〕
第1次試験(満点) | 第2次試験(満点) | 最終合格者決定 (満点) |
||
論文試験 | 面接試験Ⅰ | 面接試験Ⅱ | ||
200(220 ※2) | 100 | 200 | 100 | 600(620 ※2) |
〔心理・社会福祉〕
第1次試験(満点) | 第2次試験(満点) | 最終合格者決定 (満点) |
||
論文試験 | 面接試験Ⅰ | 面接試験Ⅱ | ||
120(140 ※2) | 100 | 200 | 100 | 520(540 ※2) |
※1 語学資格保有者への加点について
英語、中国語、韓国語、フランス語について、相当高い程度の語学資格を保有すると認められる人には、第1次試験において別表のとおり加点します。
- 有効期限があるものについては、有効期限内のものに限ります。
- 語学資格加点申告書を佐賀県職員採用サイトからダウンロードし、必要事項を入力の上、第1次試験時に語学資格加点申告書及び証明書の写しを提出してください。なお、証明書の確認を第1次試験時に行いますので、第1次試験会場に原本を持参してください。
- 語学資格加点申告書は記入例を参考に記入してください。
- 複数の語学資格を保有していても、最大で20点の加点となります。ただし、同じ語学で複数の資格を持つ場合は、複数加点は行いません。
※2 「語学資格保有者への加点」で20点加点された場合
別表
【英語】
対象資格等 | 10点加点 | 20点加点 |
実用英語技能検定 | 準1級 | 1級 |
TOEIC ※ | 730点以上860点未満 | 860点以上 |
TOEFL(iBT) | 80点以上100点未満 | 100点以上 |
IELTS ※ | 6.5 | 7.0以上 |
国際連合公用語英語検定試験 | A級 | 特A級 |
※TOEIC IP 及びIELTS Indicatorは除く。
【中国語】
対象資格等 | 10点加点 | 20点加点 |
中国語検定試験 | 2級、準1級 | 1級 |
中国語コミュニケーション能力検定 | 550点以上900点未満 | 900点以上 |
【韓国語】
対象資格等 | 10点加点 | 20点加点 |
ハングル能力検定試験 | 準2級、2級 | 1級 |
韓国語能力試験 | 4級、5級 | 6級 |
【フランス語】
対象資格等 | 10点加点 | 20点加点 |
実用フランス語技能検定試験 | 準1級 | 1級 |
DELF・DALF | DELF B2 | DALF C1、C2 |
TCF ※下段は欧州評議会設定レベル |
4 (B2) |
5、6 (C1、C2) |
合格者発表(予定)
期日 | 方法 | |
第1次試験合格者発表 | 6月26日(水曜日) | 県庁の掲示板に掲示するほか、佐賀県職員採用サイトにも掲載します。 また、最終合格者にのみ文書で通知します。 |
最終合格者発表 | 8月上旬 |
最終合格から採用まで
- 最終合格者は、採用予定者数等を考慮して決定されます。
- 最終合格者は、人事委員会が作成する採用候補者名簿に登載されます。採用者は、人事委員会から提示された採用候補者名簿の中から、各任命権者が決定します。
- 採用候補者名簿の有効期間は、名簿登載日から令和8年3月31日までです。採用の時期は令和7年4月1日以降になります。
- 採用候補者名簿には採用予定者数より多く登載される場合がありますので、最終合格しても、採用が遅れることや採用されない場合があります。
≪参考≫受験から採用まで※1 佐賀県職員採用試験(大学卒業程度)では、第3次試験は実施されません。
※2 任命権者が警察本部長となる場合のみ、採用面接を実施します。(試験区分:警察行政)
給与(令和6年4月1日現在)
試験区分 | 初任給額 |
保健師 | 228,000円 |
上記以外の職 | 196,900円 (209,300円) |
初任給額の( )は、大学院修士課程修了者の例です。経歴、その他により加算される場合があります。このほか、扶養、住居、通勤、期末、勤勉、時間外勤務などの諸手当が支給要件に応じて支給されます。また、休暇等の勤務条件については、給与・待遇のページを御覧ください。